2018年度事業報告[コーディネート事業]

相談対応

医療機器関係の工業会関係者からの相談対応

企業等からの相談を医工連携コーディネータがチャット式で受け付けるような仕組みの構築を検討している医療機器関係の工業会関係者より、当機構及び医工連携コーディネータ協議会との連携可能性についての相談が寄せられた。課題や対応可能性等について理事及び事務局にて意見交換を実施し、試行的運用等が行われる場合は、改めてお声掛けいただくよう依頼した(最終的に、当該事業は実施されていない模様)。

企業からのコーディネータ紹介依頼

相談企業のクライアントである国内製薬メーカーが医療機器分野への参入を検討中で、FDAでの製品認証に関するアドバイスを要望しているとのこと。相談企業がクライアントに対し、自社を活用するよう企画提案を提出しており、提案が取った場合には、当機構と協働したいとのことで相談が入る。対応可能なコーディネータ等もあり、協働可能との旨を返信するが、当該企業の提案が受理されなかったとのことで、相談は終了となる。

一般社団法人からの連携可能性についての相談

医療機器の効率的な開発・事業化の総合的支援を目的とした一般社団法人より、医工連携コーディネータとの連携による企業支援の可能性について相談・打診をいただく。理事と事務局にて意見交換を実施し、協働は可能である旨、回答を行った上で、具体的に連携可能性案件等が出た場合にはご連絡をいただくよう依頼をした。

企業への人材紹介依頼

参入企業(製造業)の責任技術者への教育や、製造販売業登録に向けての社内体制の構築、総括製造責任者等の紹介など、相談企業の体制構築等に係る専門家や協力者の紹介依頼が寄せられた。事務局にて面談の上、いくつかの対応パターンをご紹介し、今後、会社としての方向性がもう少し明確になった時点で改めてご相談いただくこととした。

医工連携等のイベント企画、講師等派遣・紹介

平成30年度 福岡県医療福祉機器分野専門人材育成事業 セミナー 講師紹介

2018年10月5日(月):福岡/2018年10月12日(月):北九州
 医療機器講座<基礎コース> 1日目:
 「医療機器分野における市場戦略」
  医療機器技術情報協会 代表 
    川端 隆司 氏
    (医工連携コーディネータ協議会 コーディネータ)

Master Forums 2018 セミナー企画・講師選定・派遣

2018年11月6日(火)
 医療機器セッション:
 「人工知能の医療機器プログラムとの関係」
  国立研究開発法人産業技術総合研究所 健康工学研究部門 副研究部門長
    鎮西 清行 氏
    (医工連携推進機構 理事/医工連携コーディネータ協議会 コーディネータ)